TOOL — 口腔機能発達不全症
カウプ指数・ローレル指数の計算(口腔機能発達不全症の体格評価 C-13/別紙1 C-11)
口腔機能発達不全症のチェックリストにある体格の項目(離乳完了後の別紙2はC-13、離乳完了前の別紙1はC-11「やせ、または肥満である」)は、カウプ指数とローレル指数で評価します。このページでは、生年月日(または年齢)・評価日・体重・身長を入れると、6歳未満はカウプ指数、6歳以上はローレル指数を計算し、日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」(令和6年3月。以下「基本的な考え方」)の参考資料にある5段階の区分と、チェックリストの該当の目安を表示します。
計算はお使いのブラウザの中だけで行います。入力した値はサーバーに送信せず、保存もせず、Cookieも使いません。チェックリスト全体の見方は「口腔機能発達不全症のチェックリストとC項目の見方」で解説しています。
POINTS — この計算ツールの要点
- カウプ指数=体重(g)÷身長(cm)2×10(6歳未満)、ローレル指数=体重(g)÷身長(cm)3×104(6歳以上)。年齢は評価日時点で数えます
- 別紙2 C-13の該当は、カウプ指数15未満または22以上、ローレル指数100未満または160以上
- 別紙1(離乳完了前)はカウプ指数で評価し、該当とする数値の線は示されていません
- 表示は目安です。診断は歯科医師が行います
計算する
RESULT — 計算結果(目安)
| 評価日時点の年齢 | |
|---|---|
| 入力値 | |
| 使った式 | |
| 区分(学会の参考資料) | |
| チェックリストの該当 |
※ 区分と該当は、日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」(令和6年3月)の参考資料と、別紙2「チェックリストの各項目に関する評価基準」の数値をそのまま当てはめた目安です。診断は、問診・診察・検査を踏まえて歯科医師が行います。このツールは医療機器ではありません。
計算に使う式と、年齢の数え方
| 指数 | 対象 | 式 | このツールでの計算 |
|---|---|---|---|
| カウプ指数 | 6歳未満の幼児 | [体重(g)/身長(cm)2]×10 | 体重(kg)×10,000 ÷ 身長(cm)2 |
| ローレル指数 | 6歳以上の学童 | [体重(g)/身長(cm)3]×104 | 体重(kg)×10,000,000 ÷ 身長(cm)3 |
出典:「基本的な考え方」(令和6年3月)別紙2の参考資料。別紙1の参考資料はカウプ指数のみ(「{体重(g)/身長(cm)2}×10」)。kg を g に直すと ×1,000 なので、上の「このツールでの計算」の式と同じ値になります。
- 年齢は評価日時点の満年齢で数えます。6歳の誕生日の当日から「6歳以上」としてローレル指数に切り替わります。生年月日を入れない場合は、「年齢」欄の整数をそのまま満年齢として使います。
- 指数は小数第1位まで(第2位を四捨五入)で表示し、区分と該当の判定も、その表示した値で行います。たとえば計算値が14.96なら「15.0」と表示し、15以上として扱います。
- 別紙1(離乳完了前)を選んだ場合は、年齢にかかわらずカウプ指数で計算します(別紙1の評価項目がカウプ指数で評価するものだからです)。
5段階の区分(学会の参考資料)
| カウプ指数(6歳未満) | 判定 | ローレル指数(6歳以上) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 22以上 | 肥満 | 160以上 | 肥満 |
| 19〜22未満 | 肥満傾向 | 145〜160未満 | 肥満気味 |
| 15〜19未満 | 正常範囲 | 115〜145未満 | 標準 |
| 13〜15未満 | やせぎみ | 100〜115未満 | やせぎみ |
| 10〜13未満 | やせ | 100未満 | やせ |
出典:「基本的な考え方」(令和6年3月)別紙1・別紙2の参考資料。「〜未満」は、下の値を含み上の値を含みません(例:カウプ指数15.0は「15〜19未満」の正常範囲、14.9は「13〜15未満」のやせぎみ)。カウプ指数の表は10からで、10未満の区分は示されていません。
チェックリストの該当の線
離乳完了後のチェックリスト(別紙2)の評価基準は、C-13「やせ、または肥満である」の「管理が必要であると判断する基準」を次のように示しています。
乳幼児期:カウプ指数が 15 未満(やせぎみ)、または 22 以上(肥満)である。
学童期:ローレル指数が 100 未満(やせぎみ)、または 160 以上(肥満)である。
(「基本的な考え方」令和6年3月 別紙2「チェックリストの各項目に関する評価基準」C-13)
| 指数 | 該当(チェックを付ける目安) | 該当しない |
|---|---|---|
| カウプ指数 | 15未満(やせぎみ・やせ)、または 22以上(肥満) | 15〜22未満(正常範囲・肥満傾向) |
| ローレル指数 | 100未満、または 160以上(肥満) | 100〜160未満(やせぎみ・標準・肥満気味) |
カウプ指数では「やせぎみ」(13〜15未満)が該当に入り、「肥満傾向」(19〜22未満)は入りません。ローレル指数では「やせぎみ」(100〜115未満)も「肥満気味」(145〜160未満)も入りません。やせ側の線が指数によって違うため、このツールでは指数ごとに別の線で判定しています。
離乳完了前のチェックリスト(別紙1)のC-11は、カウプ指数で評価し「やせまたは肥満でないか確認する」とされていますが、該当とする数値の線は示されていません。別紙1を選んだときは、カウプ指数と5段階の区分だけを表示します。
表記の食い違いと、このツールの扱い
ローレル指数100未満の呼び方:別紙2の参考資料の表では「100未満=やせ」「100〜115未満=やせぎみ」ですが、C-13の評価基準の文章は「ローレル指数が 100 未満(やせぎみ)」と書いています。このツールは、区分の欄に参考資料の表の呼び方(やせ)を使い、該当の欄に評価基準の原文を併記しています。チェックに付ける線は、どちらの表記でも100未満で変わりません。
13歳以上:参考資料はローレル指数を「6歳以上の学童」に用いるとし、C-13の評価基準も「学童期」としています。13歳以上(中学生以上)に適用するかは、「基本的な考え方」に明記されていません。このツールでは、13歳以上のときは判定を保留し、ローレル指数の値を参考として表示します。なお、「基本的な考え方」の管理の対象は概ね17歳までです。
カウプ指数10未満:参考資料の表は「10〜13未満=やせ」までで、10未満の区分はありません。10未満のときは区分を「表の範囲外(10未満)」とし、該当はC-13の評価基準どおり「15未満」で判定します。
カウプ指数・ローレル指数の計算についてよくある質問
カウプ指数とローレル指数は、どちらを使いますか?
「基本的な考え方」の別紙2の参考資料では、カウプ指数は6歳未満の幼児、ローレル指数は6歳以上の学童に用いるとされています。このツールでは、評価日時点の満年齢が6歳未満ならカウプ指数、6歳以上ならローレル指数を計算します。
チェックリストのC-13「やせ、または肥満である」に該当するのは、どの値ですか?
離乳完了後のチェックリスト(別紙2)の評価基準では、乳幼児期はカウプ指数が15未満または22以上、学童期はローレル指数が100未満または160以上を該当としています。カウプ指数では「やせぎみ」(13〜15未満)も該当に入る一方、「肥満傾向」(19〜22未満)は該当に入りません。
ローレル指数100未満は「やせ」ですか、「やせぎみ」ですか?
学会の資料の中で表記が分かれています。別紙2の参考資料の表では100未満を「やせ」、100〜115未満を「やせぎみ」としていますが、C-13の評価基準の文章では「ローレル指数が100未満(やせぎみ)」と書かれています。このツールでは原文のまま両方を示しています。チェックリストに該当する線は、どちらの表記でも100未満で変わりません。
離乳完了前のチェックリスト(別紙1)には、該当とする数値の線がありますか?
ありません。別紙1のC-11「やせ、または肥満である」は、カウプ指数で評価し「やせまたは肥満でないか確認する」とされているだけで、該当とする数値は示されていません。このツールでは別紙1を選ぶと、カウプ指数と5段階の区分だけを表示します。
入力した体重や身長は、どこかに送られますか?
送られません。計算はお使いのブラウザの中だけで行い、入力した値をサーバーに送信したり、保存したりすることはありません。Cookieも使いません。ページを閉じると入力は消えます。
体格指数の記録とチェックリストをアプリで
「口腔機能管理くん」は、歯科医院向けの口腔機能管理アプリです。患者の生年月日と評価日時点の体重・身長を記録すると、このページと同じ式でカウプ指数・ローレル指数を計算し、評価ごとの体格を残せます。離乳完了前(別紙1)と離乳完了後のチェックリストの記録、口唇閉鎖力・舌圧の年齢別基準値との比較、経過写真、管理計画書やチェックリストのPDF作成にも対応しています。
iPhone・iPad・Android 対応/月額1,000円・年額9,800円(税込)、すべてのプランに1か月の無料トライアル。※ 記録と書類作成を支援するアプリで、医療機器ではありません。診断は歯科医師が行います。
口腔機能管理くんの詳細を見る出典
- 日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」(令和6年3月。別紙1・別紙2の参考資料〔カウプ指数・ローレル指数の式と判定〕、別紙2「チェックリストの各項目に関する評価基準」C-13、別紙1「チェックリストの各項目に関する評価基準」C-11) https://www.jads.jp/assets/pdf/basic/r06/document-240402-2.pdf
資料は2026年10月22日に確認しました。このページは資料の式と区分を当てはめて計算する目安のツールで、個別の診断や算定の可否を示すものではありません。